まず「会」の発足の経緯からお伝えします。
すでにご存じの方もいらっしゃることと存じますが、国の主導で全国で再生可能エネルギー事業が推進されています。
再生可能エネルギーという言葉から、「悪いものではない」というふうに受け取られがちですが、実はそうではありません。
岩国市美和町ですでに稼働している太陽光発電事業では、大規模な自然環境の破壊が行われました。
そして岩国市においては「西中国ウインドファーム事業計画」という風力発電事業が計画されています。
全国で稼働している同様の風力発電事業では、「自然環境の破壊」に加えて、「地域住民の健康や暮らしが脅かされる」事態がすでに起こっていることから、
計画が実行されれば岩国市でも同様のことが起こることは間違いありません。
岩国市美和町や錦町には世界にも誇れるほどに美しい自然環境が残されていることをご存知でしょうか?
それは、岩国市民の飲み水である「清流錦川」の源流の森林にある、本州最西端の「水源の森」である「貴重なブナ群生林」のことです。
「西中国ウインドファーム事業計画」が実行されれば、この自然環境が破壊され、岩国市民の健康や暮らしが脅かされることは間違いありません。
|
|
その計画を止めようと行動するために、2023 年10 月4 日、県内外から岩国市を愛する有志20名が集い、「岩国の自然を未来へ手渡す会」が発足しました。
また岩国市議会においては、2023 年9 月19 日に、再生可能エネルギーの開発による大規模な自然環境の破壊が行われている現状について、杉岡副市長より
「いかに国が自然エネルギーを推進している状況にあっても、それぞれの自治体がいかに自然環境を守るかを併せて考えていかなくてはならない」
|
との発言があったところです。
行政がこのような考えであることはとても心強く、それを実現するためにも、私たち市民も同じ思いでいることを広く伝えていかなければならないと考えています。
市民目線でできること、今やるべきことに意識を向け、未来の子どもたちに「岩国の美しい自然環境を手渡す」ために、今行動することを、ここに宣言します。
そして早速ですが
署名活動を行っていますので、ぜひともご協力をお願いします!
|